赤ゴジラ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080609-00000005-nna-int

定食専門店チェーンの大戸屋は、フランチャイズ形式でインドネシアに進出すると明らかにした。南ジャカルタのショッピングセンター「スナヤン・シティー」内に「大戸屋ごはん処」1号店を20日に開業する。

　大戸屋の広報担当者によると、1号店は海外で初のフランチャイズ店となる。来年1～2月にはシンガポールにもフランチャイズ形式で進出する予定という。インドネシアでは5～10年で10～15店舗を展開すると見通している。
　
　2005年にタイへ進出し、アジアでの海外展開を拡大する同社は、これまで連結子会社による海外展開を手掛けてきた。来月には香港にも連結子会社の形式で1号店をオープンするという。
　
　一方、インドネシアのオフィス機器卸会社から昨年半ばに提携の申し出があり、昨年中にシンガポールに合弁会社「大戸屋アジア・パシフィック」を設立している。大戸屋は30％を出資しているという。合弁会社が、インドネシアとシンガポールでのフランチャイズ事業を手掛ける。
　
　ジャカルタ1号店には、専属の技術アドバイザーを派遣しており、メニュー内容も日本と同じ内容になると説明している。年内は1号店に注力する予定で、今後の展開については店舗の収益性などを考慮して検討すると述べた。
　
　同社はタイで12店舗、台湾で8店舗を展開している。2008年3月期のアジア事業の売上高は、13億6,621万円と、連結売上高全体の8％に相当している。
　
　同期の日本でのフランチャイズ稼働店数は77店舗で、売上高は前期比15.2％増の29億5,900万円となっている。

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